SS.EMI – ソフトウェア紹介

SS.EMI – EMI測定自動化ソフトウェアシリーズ

EMI測定を、もっとシンプルに、もっと速く。
SS.EMIは、民生機器および車載電子機器を対象としたEMI試験のプリスキャンから再測定、レポート出力までを
一貫自動化する測定ソフトウェアシリーズです。

こんな課題を解決します

EMI測定でよくある課題

■ EMI測定の測定時間が長く、ピーク候補の確認に手間がかかる
■ アンテナ高さ・ターンテーブル角度・クランプ位置と周波数の相関が把握しづらい
■ 再測定やレポート作成に人手がかかり、試験工程が属人化している
■ 現場ごとに接続機器や手順が異なり、測定条件の再現性が確保しづらい
→ SS.EMI は、受信機FFT×走行同期のプリスキャンと自動再測定を核に、接続機器制御から自動レポート出力までを一貫して効率化します。

製品ラインナップ / 対応規格

SS.EMIシリーズは、家電・AV機器・情報機器などの民生用途から、車載ECU・車載電子機器などの車載用途まで
EMI試験の自動化に幅広く対応します。

SS.EMI-RE / 放射エミッション測定

主な対応規格:
CISPR 11 / CISPR 32 / EN55011 / EN 55032 / FCC Part 15
CISPR 25 / UNECE R10 / MIL-STD-461G

特徴:
ターンテーブル / アンテナマストを一体制御し、広帯域 FFT プリスキャンで放射ノイズを効率解析。しきい値近傍を自動マーキングし、必要点のみ QP / AV で再測定します。
民生機器から車載ECU・車載サブアセンブリまで、CISPR 11 / 32 や CISPR 25 / UNECE R10 に基づく放射エミッション評価に幅広く対応します。(円筒スキャンの説明:詳細はこちら

SS.EMI-CE / 雑音端子エミッション測定

主な対応規格:
CISPR 11 / CISPR 32 / EN55011 / EN 55032 / IEC60601-1-2
CISPR 25 / UNECE R10 / MIL-STD-461G

特徴:
受信機によるレシーバスキャンを中核とした EMI 測定ソフトウェア。
LISN・切替ユニットを制御し、端子ごとの自動切替と PK / QP / AV 測定を一体化。
FFTプリスキャンから測定、レポート出力までを自動化し、測定効率と再現性を両立します。
民生機器の伝導ノイズ評価に加え、車載ECU・車載電子機器の伝導エミッション評価(CISPR 25 / UNECE R10 など)にも対応し、どちらの用途でも同じ操作感で運用できます。

SS.EMI-PE / 妨害電力エミッション測定

主な対応規格:
CISPR 14-1 / EN 55014-1

特徴:
クランプ走行台を制御し、位置と周波数の相関を取得する EMI 測定ソフトウェア。
受信機FFTと走行同期によりプリスキャンを高速化し、しきい値近傍を自動マーキングして再測定を実行。測定効率と再現性を両立し、レポート出力までを自動化します。
家電製品や小型電動工具、類似の民生機器を対象とした妨害電力試験(CISPR 14-1 / EN 55014-1)に対応し、試験シーケンスの自動化とレポート出力により評価工数を削減します。

SS.EMI-MG / 磁界エミッション測定

主な対応規格:
CISPR 11 / EN 55011
CISPR 25 / MIL-STD-461G

特徴:
大型ループアンテナを用いた XYZ 方向の磁界エミッション測定に対応。
軸切替と受信機スキャンを自動制御し、各方向の磁界強度を効率的に取得します。
FFTプリスキャンからレポート出力までを一貫して自動化し、測定効率と再現性を両立します。
スイッチング電源やモータ内蔵機器などの民生機器に加え、車載ワイヤハーネス近傍やモータ周辺の磁界エミッション評価にも利用でき、民生・車載両方の磁界ノイズ対策検討に活用できます。

SS.EMI-GTEM / G-TEMセルエミッション測定

主な対応規格:
IEC 61000-4-20

特徴:
G-TEMセルを用いたEMI測定に対応し、FFTプリスキャンによる電界強度の自動取得を行います。
セプタム高を基準とした電界換算・補正演算により、他測定法との相関評価を効率的に実施。
FFTプリスキャンからレポート出力までを一貫して自動化し、測定効率と再現性を両立します。

SS.EMI-RC / リバブレーションチャンバーエミッション測定

主な対応規格:
IEC 61000-4-21

特徴:
IEC 61000-4-21 に準拠したリバブレーションチャンバー測定に対応。
受信機スキャンとTuner / Stirrer 同期により、統計的に安定した放射レベルを取得します。
FFTプリスキャンから解析・レポート出力までを自動化し、測定効率と再現性を両立します。
前提条件:電界均一性評価は SS.EMS-RCU にて実施し、その結果を本測定に適用します。

※CISPR規格やUNECE R10などの国際規格に加え、各社車載メーカーの社内規格にもカスタムシーケンスの作成により対応可能です。
詳細はお問い合わせください。
※対応範囲は接続する受信機・周辺機器構成によって異なります。

主な機能

自動測定シーケンス: プリスキャン → 再測定 → レポート出力を一貫自動化(円筒スキャンの説明:詳細はこちら
統合制御: アンテナ高さ・ターンテーブル角度・スイープ / LISN・切替ユニット / クランプ走行台 / Tuner・Stirrer
検波・記録: PK / QP / AV(受信機機能に依存)、しきい値近傍の自動マーキングと停止測定
可視化: アジマスパターン、ハイトパターン、方向別(XYZ)
出力・連携: レポート(Excel / Word / PDF / CSV)
規格運用: リミットカーブ管理、規格別テンプレート、補正テーブル適用(GTEM換算・RC均一性結果 など)
運用効率: 測定の再現性を確保しつつ、工程時間を大幅に短縮

特別な機能

円筒スキャン測定[RE]: アンテナ高さとターンテーブル角度を同時制御しながらFFTプリスキャンを実施し、受信機の検波(PK / QP / AV)を同時取得。円筒面上の放射分布を一括で把握し、放射エミッション測定にかかる時間を大幅に短縮します。詳細はこちら。

差分表示: プリスキャンで取得した2つの波形データを比較し、レベル差をグラフ表示。対策前/対策後や試作機/量産機などの変化を視覚的に評価でき、対策効果の確認を効率化します。

飽和チェック: 受信機とステップATTを連動させて入力レベルの飽和状態を自動確認。初回測定時にDUTの出力レベルを把握し、最適な測定レンジを自動で選定します。

カスタムフォーマット出力(Excel): ユーザー指定のExcelフォーマットに合わせて、周波数・レベル・波形データを自動配置。社内報告書や試験レポートへの転記・整形作業を最小限に抑えます。

技術サポート窓口

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